ピルの商品レビュー

【低用量ピル】トリキュラーの通販レビュー(値段と購入方法)

トリキュラーは1976年にドイツで開発されてから40年以上に渡って使われ続けてきた、世界的に人気のある低用量ピルです。日本においても、1999年に販売されてから多くの病院で利用されている、充分な実績と安全性を兼ね備えたピルです。

トリキュラーは病院での処方の他に、海外サイトから通販で購入することもできます(個人輸入といいます)

ここではトリキュラーを通販で購入する前にチェックしておくべきポイントを紹介しています。

トリキュラーの特徴

製薬会社バイエル薬品
販売開始1976年
成分
  • エチニルエストラジオール
  • レボノルゲストレル
世代・相性第二世代・三相性
錠数21錠・28錠

トリキュラーは利用実績が充分にある安全な低用量ピルです。副作用が軽減されており、その中でもとりわけ不正出血が少なく、生理が規則正しく来るという特徴があります。

避妊効果以外にも生理痛の軽減、生理不順の改善、子宮内膜症の治療などに利用されます。また、長期服用によって卵巣がんや子宮体がんのリスクも減らすことができます。

副作用が低減されている

トリキュラーは三相性のピルなので、体への負担が少なく副作用が軽くなっています。

バイエル社の調査によると、トリキュラーの服用者で何らかの副作用が見られたのは約11.4%でした。これは他の低用量ピルに比べても低い数字になっています。

たとえば、同じ低用量ピルのマーベロンでは、2,932 例(37,431周期)中、副作用が報告されたのは707例(24.1%)でした。

不正出血が少なく、生理が飛びにくい

トリキュラーは副作用の中でもとりわけ不正出血が少ないという特徴があります。また、生理が飛びにくく、生理が安定しやすいというメリットもあります。

この理由は、トリキュラーは三相性なので子宮内膜が安定しやすくなるからです。子宮内膜が安定すると不正出血の頻度が少なく、休薬期間中の生理も起こりやすくなります。

避妊だけではなく複数の効果がある

トリキュラーは他の低用量ピルと同様に、避妊以外の効果も期待できます(生理不順の改善・生理痛の緩和など)。また、子宮内膜症の治療にも利用されています。

低用量ピルを服用すると、排卵が抑制されて卵巣のストレスが軽減します。その結果長期的には卵巣がんの抑制効果が期待できます。

また、子宮内膜が厚くなるのを抑制するので、子宮内膜増殖症の予防になります。加えて、子宮体がんのリスクも軽減できます。子宮内膜がきれいにはがれることから、古い子宮内膜の蓄積も予防できます。

トリキュラーを通販する前にチェックしたい飲み方のポイント

トリキュラーを購入する前に、飲み方のポイントを把握して、自分の生活スタイルに合うかをイメージしてみましょう。

トリキュラーには21錠タイプと28錠タイプがあります。28錠タイプには飲み忘れ防止のための偽薬が7錠ついていますが、飲み方は基本的に同じです。ここでは21錠タイプについて説明します。

トリキュラー21のシート(表側)トリキュラーは3色に分かれている

トリキュラーは三相性なので、このようにホルモン量の違いで色分けがされています。

通常、赤茶色(6錠)、白色(5錠)黄色(10錠)の順に飲みます。1日1錠を21日間服用し、7日間休薬します。休薬期間が終わったら、29日目を1日目として次のシートを飲み始めます。

他のピルと同様に、飲み始めに吐き気や胃のむかつき、頭痛、乳房痛などの副作用が出ることがあります。ほとんどの場合、3日から2か月ほどでピルのホルモンに体が慣れ、症状は消えていきます。それ以上続く場合は医師にご相談ください。

また、トリキュラーも他の低用量ピルと同様に血栓症のリスクがあります。喫煙者、40歳以上の女性、肥満、高血圧、その他の持病があるかたは服用前に医師にご相談ください。

トリキュラーの購入方法(入手方法)

ピルを購入する方法には、

  • 病院で処方してもらう方法
  • 海外の通販サイトで購入する方法(個人輸入)

がありますが、トリキュラーも同じようにドラッグストアなど市販はされていません。病院での購入は高額になることが多いので、最近は通販を利用するかたが増えています。

また、初診分だけ病院で処方してもらい、継続分は通販サイトで購入するというケースも良くあります。この場合、専門家に見てもらえるメリット、通院の手間を省けるメリットもあります。

病院での購入(処方)

トリキュラーは日本国内の婦人科・産婦人科・レディースクリニックで処方してもらうことができます。

購入には医師の診断と処方箋が必要ですが、避妊目的・生理痛の軽減などの用途でしか処方できないので、保険適用はされません。

通常、2~3ヶ月目までは1箱(1月分)ずつしか処方されないので、毎月通院する必要があります。

通販での購入(個人輸入)

トリキュラーは国内の通販サイト(楽天・Amazonなど)では売っていませんが、海外の通販サイトから輸入することが可能です(個人輸入)

購入の際は、個人輸入を代行してくれるサイトを使うのが一般的です。個人輸入代行サイトは、日本語で購入ができ、クレジットカード・銀行振込など支払いも通常の通販サイトと同じようにすることが可能です。

個人輸入代行サイトでトリキュラーを購入すると、海外から商品が発送され、1週間ほどで届きます。

荷物は人に知られないように、無地のダンボール箱であることが多いです。また、購入時に申請すれば、郵便局留めも可能です。

トリキュラーの通販での値段(病院との違い)

病院診察料:3,000~5,000円
薬代:1,500~2000円
通販薬代:500~1500円

病院で処方されるトリキュラーの値段は、1か月分で1,500円~2,500円ほどですが、それとは別に診察費(初診料、再診料、処方料、検査料など)が3,000円~5,000円ほどかかります。

病院によってはピルを処方するために、子宮がん検診や超音波検査などが必要な場合もあります。そうなると、さらに検査だけで1万円~3万円ほどかかってしまいます。

それに対して通販では当然ながら診察料はかかりません。トリキュラーの値段も病院より安いことがほとんどです。

トリキュラーの通販は「まとめ買い」で格安に

通販サイトにはまとめ買いの割引があります。

下の表は大手の医薬品通販サイト「医薬品アットデパート」の価格表ですが、1年分のまとめ買いをすることで、1箱600円でトリキュラーを購入することが可能です。

1箱1,480円(1箱あたり1,480円)
2箱2,604円(1箱あたり1,302円)12%OFF
3箱3,065円(1箱あたり1,021円)30%OFF
5箱3,804円(1箱あたり760円)48%OFF
7箱4,716円(1箱あたり774円)54%OFF
12箱6,880円(1箱あたり573円)61%OFF

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